第50回:Viva おかざき!!の食糧支援活動報告

会議レポート

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●日時:2021年7月20日(火)16時00分~17時00分
●場所:WEB 会議(Zoom)
●参加団体:24 団体(運営 8 団体含む)
●参加人数:33 名(運営スタッフ 15 名含む)

1. 情報提供

〇鈴木氏(豊田青年会議所)
おたがいさま会議 in とよたのホームページが動き出した。過去3回の実績などを掲載。ぜひ見てい ただきたい。次回第 4 回は 7 月 29 日(木)18 時から。
https://www.otagaisama-toyota.com

〇小池氏(よだか総研)
多文化共生リソースセンターの土井氏からの紹介。昨年 11 月の NPO おたがいさま会議から生まれた コラボ。JICA 中部×エスコーラ・ネクターさんの取り組みが中日新聞豊田版に掲載。 https://www.facebook.com/photo?fbid=10165643693090472&set=gm.493193155079621

2. 話題提供

■テーマ『食糧支援活動報告』(長尾 晴香氏/Viva おかざき!!代表)

〇団体の概要と背景

・2010 年に立ち上げた団体。もう 10 年経ってしまった、非常に早いなという感覚。「viva」は万歳という意味だが、日本に来た外国人がここにいてよかったと思える社会を作りたいということで始めた。

・岡崎は豊田のとなり、工場で働く外国人の方、地域に愛着というよりは仕事があるからたまたま来たというケースが非常に多い。

・ブラジル、フィリピン、ベトナム、ネパールとか、いろんな国籍の人がいる。日本で長く暮らしている生活者の方が非常に多く、そういう人たちに地域との繋がりを作って、安心して暮らしていけるようになればと思って活動している。ちなみに岡崎市は愛知県で 4 番目に外国人住民が多い。

〇(平時の)事業概要

・まず「外国人住民支援事業」ということでセミナーや日本語教室を実施。その中で子どものサポートをしてほしいという声があり、子どもの日本語教室や親子の交流会を実施してきた。また地域に顔の 見える関係を作ろうということで一緒にお祭りに参加したりする交流事業、さらに災害時に支援者に なるような外国人の方や、日本語教室に関わる住民の方を育成する事業などを行ってきた。

・ただし、コロナで施設は休業、イベントは休止、非常に難しい状況にある。

〇コロナ禍での緊急支援~1多言語での情報発信

・実は「食糧支援」については当初計画しておらず、まずは多言語での情報発信から始めた。

・はじめは、国や市町村から出されるコロナ関係の情報が日本語しかなく、あっても英語ぐらい。外国人の方には母語でないと理解しづらかった。必要だと思う情報について、なかなか翻訳されない 5 言 語(ポルトガル語、中国語、ベトナム語、タガログ語、インドネシア語)に優先的に翻訳して、自団 体のフェイスブックに投稿する形で行った。

・自分たちだけでは情報を集めて翻訳するということが非常に大変なタスクになるので、西尾市の多文化共生サポート Adagio さん、安城市の Pay Forward さんと 3 団体で協力して、お互いに情報を集め、翻訳作業を手分けして行った。

・特別定額給付金のときには、日本語とポルトガル語で給付金の書き方の説明をする動画を作った。

・だいたい10ヶ月で40投稿くらい、月に4投稿くらいのペースなので、そんなに多いわけではないが、小さな団体としては情報を集めて投稿していくことがかなり大変だった。

・こうやって外国人の皆さんが取り残されていく。日本人もわからない状況の中で自分のわかる言語で情報が出てこないということは本当に大変。最近は厚労省も多言語で発信してくれるようになり、情報発信ということについては落ち着いてきた。

・いまワクチン接種が始まる中で、定額給付金のときもそうだったが、市町村によって対応が全然違うと、多言語で発信しようと思っても市町村が出してくれるまで待たないといけない。国で一括して翻 訳された情報があるとか、フォーマットがいつも一緒だといいのだが、市町村によって違うというと ころにいつも悩まされている。

〇コロナ禍での緊急支援~2食糧支援

・情報発信している中で、外国人住民から食べ物がなくてこまっているというメッセージがあった。そのメッセージの数やSNSの投稿などを見ていると、個人の問題というよりは長期的な支援が必要 なのではないか、ということで団体として、食糧支援を去年の 6 月に開始。今年の 6 月でいったん、 緊急支援としてひと区切りつけようということで終了した。

・毎週日曜日の午後 4 時から 6 時、2 時間と決めて、岡崎にある図書館交流プラザ「りぶら」という公 共施設で配布をした。ピーク時で 30 人、平均 10 人ぐらいの外国人住民の方が来ていた。決して大規 模なものではなかったが、延べ 600 人の方に支援を行った。

・私たちは NPO だから問題はないが、安城や知立など他の市町村から来ている方もいた。外国人向けに 情報発信、食糧支援をしているところが少なかった。他の団体でもやっているところもあったようだ が、定期的にやっているところは少なかった。

・活動している中で、郵送とか配達とかはしてもらえないか、という問合せもあった。なかなか資金的 にも郵送までは手が回らなかったし、誰かが車で配達という選択肢もあったかもしれないが、マンパワーのところで難しく、基本的には取りに来ていただくという形で実施していた。

・配布していたものは、米、アルファ化米、缶詰などの長期保存が利くものから、外国人住民の方が日 ごろ食べているもの、ブラジルの方だったらフェジョンという豆とか、ベトナムの方だったらフォー とか。精神的に落ち込んでいるときに、食べたいものが食べられるということが一つの安らぎになる のではということで少し高価ではあるが、そういうものを提供するようにしていた。

・最初は食糧だけだったが、日用品もほしいという要望もあり、トイレットペーパーや洗剤、生理用品 なども配布した。

・食べ物は正直いって非常に難しかった。外国人の方には魚が苦手だという人も結構いて、住民の皆さんが寄付してくださるときに、魚の缶詰(サバの味噌煮)などをたくさん持ってきてくださる方がい た。インスタントの味噌汁などもそう。外国人の方に食べられるかどうか聞いてから配布した。

・外国人の皆さんが欲しいものを、どこまでニーズとして聞いて配布するのかというのは、常に悩んでいたが、切羽詰まっている状況の中で、自分の国の食べ物を見つけたときに涙ぐみながらもらってい る方をみると、お腹を満たすだけでなくやっぱり自分が食べたい、母国の味というものが大事なのか なと思いながらやっていた。

〇食糧支援でのアンケートについて

・どんな方たちが来ていたかについてアンケートをとっていたが、年代でいうと 40 代が 39%、その次 が 30 代で 26%、また 50 代が 17%と、比較的年齢の高い方が困っていたということがアンケート結 果からわかる。

・滞在年数では、20 年以上住んでいる方が 3 割以上と多く、長く日本に住んでいるから、年齢が高い方 が多いという先ほどの結果につながっているとも言えるのではないか。一方、28.8%が滞在年数 1 年 から 5 年の方で、日本に来たばかりで財政基盤がしっかりしていないという中でコロナが来てしまった方も多く、二分していたと思う。

・コロナで心配なことは何かというアンケートでは、7 割以上の方が仕事を上げていて、次が健康のこ と(43.9%)。コロナに関して情報が入ってこないのでどう対策したらいいか、コロナになったらどうすればいいのかが不安なのだと思う。そして、36.6%が住宅のこと。住宅ローンがあるけど失業してし まったとか、家賃をこれからどうやって払ったらいいか、市営住宅や県営住宅に移りたいという相談を受けたこともあった。

・実際にコロナで仕事にどのくらい影響があったかについては、かなり厳しい印象。45.9%が失業した とこたえていた。その後の変化は追っていないので、それが一時的か長期的かはわからないが。そし て 29.7%の方が給料が減ったと答えている。残業が減った、出勤日数自体が抑えられたとのこと。

・かなり多くの人が仕事面、給料面で影響をうけていたなという印象。ただ、その方の日本語能力と失 業や給料面とはあまり関係していないようで、今回は運の要素も大きかった、対策のしようがなかっ たという印象も。

・今回、製造業は早い段階で回復していて、リーマンショックのときほどパニックにはなっていなかっ た。多くの方が確かに失業はしていたし苦しかったが、基本的にはもともとかなりギリギリだった方 が困窮しているのではないかというのが印象。

〇食糧支援をどのようにして行ったか

・きっかけはアメリカのフィッシュ・ファミリー財団からの助成金。以前、この団体の研修を受けたことがあったご縁で、緊急支援のための助成金の打診を受け、その助成金を活用することができたので食糧支援を始めることができたという背景がある。

・その後、東レ岡崎工場さん、服部財団さん、あいちフードバンクさん、高木科学研究所さん、オカザキ製パン、名糖産業さんなどから、備蓄米やパン、お菓子などを寄付してもらった。

・あとは、ヘルピングハンズさんというキリスト教系の団体の協力が大きかった。買い出し、小分け、会場への運搬、クリスマスには子どもたちへのプレゼントなど、ヘルピングハンズさんの支援がなかったらここまで食糧支援を長く続けることができなかったと思っている。

・メディアにも掲載していただいた。中日新聞2回、毎日新聞、岡崎市政だよりなど。食糧支援に対して取材を受け、ありがたい反面、実は複雑な気持ちもあった。私たちの思いはいつも一緒だけど、外国人住民がかわいそう、となると注目を浴びたり取り上げられたりする。

・また掲載していただいて、市民の方から寄付をいただく機会も多かったのでありがたいことではあったが、配れないものをもらったり、ベトナムの留学生だけに配ってほしいというような要望を受けたり、小さな団体で運営しているので、予期しないことがたくさん起こって、対応が難しかったことも 多かった。

〇食糧支援を行ってみての課題

・今回食糧支援を行ってみて難しいと感じていたのが、対象者の見極めというところ。食糧を配布している中で、その方に困窮しているかどうかを聞けない。なので、この方が本当に困っているのか、もらえるからラッキーと思ってもらっているのかが、そんなシビアになくてもいいと思いつつも、本当に支援するべき対象なのかどうなのか、さらには、その方の「頑張りたい」という芽を摘んでしまっ ていないかということについて、すごく悩ましく感じていた。

・そもそもコロナの影響なのか、普段から困窮していたのかというところも見極められないので、緊急 支援と思って始めたものの、どうすればいいのかという気持ちになった。こういう状況を生んでいる のは情報格差だろうと思っているので、モノの支援より情報提供をしていかないといけない。

・困っている人はずっと困っているという状況で、私たちは今まで困窮者や生活に苦しいという人を対 象に活動してこなかった。これまではセミナーであったり、日本語教室であったり、一緒に防災講座 をしたり、比較的生活が安定していて、だから日本語をもっと学ぼうとか、もっと情報を知ろうとか、 子どものことをいろいろ考えようっていう人たち向けの活動だった。

・そういう意味では、根本解決にはつながらないと感じながら食糧支援をしていた。私たちが永遠に食 糧を配れるわけでもなく、仕事を見つけて生活を自分で立て直してもらわないといけない。そう思っ て、例えばある企業で求人があることを伝えても、「雇用保険もらっていてもらい終わってから仕事 探したいから今はいい」という反応が返ってくる。

・日本社会の中で、非正規雇用のように安定しない職に長くついているので、失業することに関しての 恐怖感がなかったり、将来の見通しを持って準備をするということがなかったり、食糧を受け取りに 来ている方と話をしているとそういう印象がある。なので、彼らの意識を変えていくっていうところ までは食糧支援だけではできなくて、その辺の難しさを感じていた。

・食糧支援を通して、最低限セーフティーネットとして支えることはできたと思っているし、困ってい る外国人住民のことを多くの方に知ってもらえたことは成果だと思っている。けれども、私たちは、 どこまで何をしたら良かったのか、実は今もあまりすっきりしていない。

3. ブレイクアウトルームでのディスカッションを終えての質問・感想など

■栗田氏(レスキュースックヤード)
〇外国人を雇っている会社とのコラボ、連携は考えられなかったか?それから、外国人支援の仲間、社協等の支援窓口との関係性はどうだったのか。

→長尾氏
・企業とのコラボについては、備蓄品を寄付してもらう程度にとどまっている。というのも、解雇され る人のほとんどが正社員ではなく派遣社員。正社員であれば雇用を守る、何か支援をする、という趣 旨で動いてくれたかもしれないが。外国人住民のほとんどは、困ったときに真っ先に切る対象の派遣 社員。企業としてどうこうというものはなかった。コロナになる前から企業との関係性を持ってない と、緊急だからと言って急につながるのは難しいというのが正直なところ。
・社協とはつながりがあり、何か支援してほしいことがあればぜひと声掛けはしてもらっていた。名糖 産業は社協経由で連絡をもらったと記憶している。社協のもつリソースを活用してもっと何かできた のかもという思いもあるが、食糧を配布するのに必死でそこまで手が回っていなかった。

■浦野氏(レスキュースックヤード)
〇長尾氏と同じグループで、もらってこまったものについて聞いたところ、賞味期限が近い粉ミルクがたくさん届いたとか、袋がやぶれたインスタント食品や、古い雑巾と食料が一緒に入っていて衛生的 によくないものとか。被災地支援の現場でも同じ問題があるが、こうしたことが繰り返されているということがよくわかった。モノを贈る側のマナー問題について、いろんな分野の方々と取り組んでい きたい。送られてきた物資の仕分けも必要なのに、4人のスタッフだけで、ボランティアもコロナで 受け入れが難しかったとのことで、だいぶ苦労されたことがわかった。

■野川氏(名古屋市社協)
〇真剣に活動に向き合われていたと感じた。メディアは物語になりやすいところに着目してくるが、表面上のことだけでなく、もっとこういう現実があるんだということを取材にきた記者などに伝えてい くといいという提案もあった。モノを贈る側のマナーの向上や食糧支援が本人の立ち上がる力をなく てしまうのではないかというジレンマについては、災害支援の現場でそうしたことに向き合っている レスキューストックヤードに聞いてみては?
→栗田氏
・救援物資は被災地を襲う第二の災害と言われている。私たちもいろんな支援物資と向き合ってきた。使えないもの、衛生的に問題があるもの、など。結局処分しないといけないが、費用は被災地が負担することに。ルールやマナーについて啓発してきたが、永遠の課題である。最近は行政がホームページ等で、欲しいものはこれだけでそれ以外は受け取らない、という発信をするようになって少しは改善してきた。
・そうはいっても心の問題で、何かしてあげようという気持ちは大事にしたい。モノじゃなくてお金の 方がいいかもしれないし、あるいはボランティア活動でもいいし、そうした何かしてあげたいという 方々の思いを誘導していくことが必要で、それが私たちNPOの役割でもあると自覚している。
・前回から参加している麻生さんからは、今日の長尾さんの話、外国人の方をよく見るがその方々がど ういう暮らしをしているか、普段なかなかか知る機会がない。いろんな社会課題があるということに 理解を深めているとのことで、もっと市民の方に、このおたがいさま会議に参加していただきたい。
・支援物資については、物資が来たぞう、考えたゾウという冊子を編集した。いまは内容を一新した冊 子がレスキューストックヤードから入手できるので参考にしていただきたい。

■浜田氏(レスキューストックヤード)
〇活動の最初の段階で防災セミナーをやっていたということだったが、どうして防災だったのか。
→長尾氏
・防災からスタートした最大の理由は、日本では災害が多いこと。来日一日目でも災害にあったら被災者になってしまう。安心して暮らしてもらうのに非常に大事なことだと思ったから。
・それと、防災と多文化共生は親和性が高いと思っている。災害時に助け合いましょう、と言うと、外国人だろうが日本人だろうが、皆さん助けたいし助け合いたい。説明しなくてもわかってもらえるし。 そのためには普段からつきあってないといけない、やさしい日本語、多言語にしようとか、普段の多 文化共生を考える上でも、一つの切り口として防災は有効である。緊急度の高さと、一緒に住む人たちに、どう関わりをもって暮らしていけばいいか考えてもらうきっかけにしてもらえることから防災 はとても大事な要素だと思っている。

■小池氏(よだか総研)
〇共感されやすさで、支援があるかないか、ウェルビーイングな状態になれるかが決まるのは危ういのではないか、という話があった。共感されやすい問題と共感されにくい問題があると思っていて、例えば高齢者の外国人で、日本語の問題でコミュニケーションが取りにくい、かつ働いてないケースなどは相当共感されにくいと思われる。そういう方たちがちゃんと生活できる地域づくりが大事だと思 うが、多くの人たちには伝わっていないように思うし、このことを伝えていくことで自分たち自身も 行きやすい世の中になっていくと思うが、どうしたら伝わると思うか。
→長尾氏
・共感されにくい状況を生んでいるのは、その人の自己責任ではなく、社会的な構造だと思っている。日本にきても日本語を学ぶとこがない、日本語がわからなくても、黙って働いてくれるなら雇用する。非正規雇用で雇用しても、その結果失業しやすいということも誰も教えていない。
・みんな派遣で働いているからそれでいい、3 年で切られてもまた仕事を探せばいい、そう言っている 外国人の方たちに対して、ライフプランとかキャリアパスとか何も教育しないのに、何かあったときには自己責任、あなたが考えていなかったんだからあなたの責任、という社会は非常に怖い。
・子どもの未来という一つの共通項があれば日本人の人たちも少し共感がしやすいのではないか。自分 の子どもには苦労して欲しくないというのが親心で、それには国籍は関係ない。子育てや子どもたち をキーにしながら、社会構造の中で何かあったときに弱い立場にならないために、ちゃんと必要な考え方や情報を届けていきたい。
・さっきの説明に入れるのを忘れてしまったが、この夏休み中に 10 年先のライフプランを考えてみようというワークショップを企画している。食糧支援に来た人はこのセミナーは受けないかもしれないが、 自分の未来は自分で守れる、社会的に弱い立場になってしまう可能性があっても乗り越えられる力をつけてあげたい。共感されるかどうかわからないが、これがいま思っていること。

■安藤氏(香川まるがめ子どもにほんごひろば)
〇長尾さんの話に非常に共感した。今の日本社会は平行社会。同じ空の下で生活しているのに、外国人は外国人だけの社会、日本人は日本人だけの社会。職場や地域で一定程度のつきあいはあるが、本来 の日本社会における交流はこんなものではないはずなのに、日本社会が希薄になり、分断されている。外国人の方はこれからの未来を見通せない。親の世代が母国へ帰る選択をしたりすれば、子どもたち は取り残され、この日本でどう生きていけばいいのか。親からも、地域からも学校からもその術を聞 けない。私たち日本人はそれでいいのか。そしてこのままだとこういう社会が何年も変わらないので はないか。先ほど長尾さんの話にあった、地域で共有できるような 10 年後の将来を語るような、そ ういうアイデアは非常におもしろい。外国人の彼らだけが考えるのではなく、私たちも一緒に考える という視点が必要。私たちの地域の丸亀でもやっていきたい、今後もぜひ交流していきたい。

■まとめ
〇長尾氏
・今日は貴重な機会をありがとうございました。今日お話しながら、活動してきた最中は夢中で、相談 したり誰かと話したりしようとは思わなかった。でも、そういうときこと、この「おたがいさま会議」 のような場に来て、こういう風に悩んでいるのだけれど、と言えるようにならないといけない。今日皆 さんと話して気づけたことがたくさんあった。学んだことを自分たちの活動に活かしながら、また困っ たときには助けていただけたらと思う。

4. 次回の予定

■日時:2021年7月27日(火)16時00分~17時00分
■テーマ:愛知夜間中学を語る会主催・支援「はじめの一歩教室」ご紹介
愛知夜間中学を語る会が主宰する「はじめの一歩教室」に通ってくる人々
(国籍問わず、 また学習者に限らず支援者側も)を取り巻くコロナの影響から
■ゲスト:笹山 悦子氏/愛知夜間中学を語る会 代表

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