【のわみ相談所】とのマッチング報告①
課題の内容:『コロナ禍における生活困窮者支援の現状』(のわみ相談所)
■2020年6月10日に、株式会社三河の山里コミュニティパワーCo.萩原氏が「のわみ相談所」へ訪問
同行者
・認定 NPO 法人中部リサイクル運動市民の会永田代表→リユースショップとの連携の模索
・認定 NPO 法人レスキューストックヤード 浜田氏→支援物資の提供
・株式会社リバイブ(産業廃棄物及び解体業)平沼氏→就労支援の模索
(会員でもある「あいち中小企業家同友会」には、約4,000企業が加盟している)
■レスキューストックヤードより、「のわみ相談所」さんにお渡しした物品一覧
★印のものは他に在庫があれば提供してほしいのこと
・ボディタオル 5 箱 ・ボクサーパンツ 5 箱★
・トイレットペーパー 5 箱 ・生理用品 1 箱
・エコバッグ 1 箱 ・災害用毛布 1 箱
・歯ブラシ 1 箱 ・歯磨き粉 1 箱
・ヘアブラシ 1 箱 ・石鹸 1 箱★
・コンディショナー1 箱 ・てぬぐい 1 箱
・T シャツ 1 箱★ ・大人用おむつ★
●訪問後の所感
・のわみ相談所に紹介をしたことで終わってしまうとそれきりになりそう。団体の理念や歴史なども学びながらしっかりつながっていく必要がある。(Co.萩原氏)
・就労支援→必ずしもニーズとシーズがきっちりと合うわけではない。また、外国人に関しては制度上の制約などを熟知する必要がある。(平沼氏)
・リユース品は、両者とも余っているものは同様なものが多い。今余っている物の融通もあるが、おたがいさま会議で情報を共有したい。(永田氏)
●これまでの本会議から見えてきたもの(Co.萩原氏)
・中部リソースバンクの可能性 地域の人、物、金、情報、ノウハウなどのニーズとシーズのマッチングシステムの構築が必要と考える。
・システム構築から入るのでなく、おたがいさま会議の小さな成果を積み上げていくところから仕組みを模索したい。また、日常から支援物資を集めておく必要があり、ストック場所の確保や、仕分け人員確保も重要と考えられる。
・コロナで加速した感があるが、すでに経済と社会の変化は始まっていた。競争を前提としてグローバル経済の行き過ぎから、格差の拡大し貧困層が拡大している。
・企業のサービスはお金による交換が前提となり、企業のサービスを購入できない層が顕在化し始めている。国内では、超人口減少社会の影響で行政の税収減から行政サービスの縮小が始まっている。
・税による行政サービスとお金の交換による企業のサービスを享受してきた『地域の互酬』は必要がなくなり縮小してしまった。この三すくみの状態の中、新たなセーフティーネットの構築が必要と考える。
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